こんにちは、Takuです!
みなさんは That’s all she wrote. という表現を耳にしたことはありませんか。
直訳で「それは彼女が書いた全てだ」となりますが、実際は別の意味として使われています。
今回は That’s all she wrote. の意味と使い方について紹介します。
That’s all she wrote. の意味
That’s all she wrote. は「これで終わり」「これでおしまい」という意味で、何かが突然終わることを表す際に用いられる表現です。
直訳で「それは彼女が書いた全てだ」となりますが、相手との関係の突然の終わりを意味していたものが転じて、物事の終わりを意味するようになりました。
決まり文句なため、she のみを使うことに注意しましょう。
Our project fell through. That’s all she wrote.
(私たちのプロジェクトが失敗に終わった。これでおしまいだ)
似たような表現
That’s wrap.
That’s wrap. で同様に「これでおしまい」「これで終わり」という意味になります。
wrap は映画業界で「1日分の撮影の終了」を表すことから、”物事の終わり” を表す表現として使われるようになりました。
“お疲れ様” という意味合いのほかに、”絶望” を表すときにも使うことができます。
That’s a warp for our grand scheme.
(私たちの壮大な計画は終わりです)
That’s that.
That’s that. で同様に「もう終わりだ」という意味になります。
直訳で「それはそれ」となりますが、例えば話を受け流したり、話を終わらせるイメージで、”おしまい” という意味合いで使われます。
A : Why didn’t you tell her about it then?
(なぜその時に彼女にその事を言わなかったの)B : Well, I thought that timing was everything. That’s that.
(タイミングが全てだと思ったから。それだけのことだよ)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は That’s all she wrote. の意味と使い方について紹介しました。
That’s all she wrote. は「これで終わり」「これでおしまい」という意味で、何かが突然終わることを表す際に用いられる表現です。
ネイティブが日常会話として使う表現には意味を知らないと伝わらない表現が多いです。
今回紹介した表現もよく使われる表現ですので、ぜひ覚えてみてください!