こんにちは、Takuです!
“kill” は「殺す」と意味で、よいイメージを持たない単語です。
しかしながら、日常会話で “kill” という表現は意外にも多く使われます。
僕が kill という表現が「殺す」という意味以外で使われていることを知ったのは、友人との何気ない会話からでした。
「This assignment is killing me!」「You are killing it!」
kill という単語に「殺す」という意味の悪いイメージしかないため、どういう意味で使われているのか全く想像がつきませんでした。
今回はネイティブの間で “kill” という単語が日常会話でどのように使われるのか説明したいと思います!
ネイティブが日常会話で使う「kill」の意味
〇〇〇 is killing me.「〇〇〇のせいで苦しい、痛い」
〇〇〇 is killing me. で「〇〇〇のせいで苦しい、痛い」という意味で使うことができます。
怪我、病気など、肉体的な痛み以外にも、精神的な痛みなどいろんな場面で使える表現です。
My headache is killing me.
(頭痛で苦しい。)
This assignment is killing me!
(この課題に苦しんでいる。)
You’re killing me!
(笑い死にそう、もういい加減にして!)
be動詞 + killing it!「最高、調子がいい、すごくいい」
S(主語) + be動詞 + killing it で「Sは最高、調子がいい、すごくいい」という意味で使うことができます。
You are killing it!
(きみ最高だよ!)His new business is killing it.
(彼の新しいビジネスは調子がいい。)
kill time.「時間をつぶす」
kill time. で「時間をつぶす」という意味で使うことができます。
My class doesn’t start until 2 pm, so I will kill some time at the library.
(私の授業は2時に始まるので、図書館でちょっとだけ時間をつぶします。)
kill + 食べ物/飲み物 「食べ物/飲み物を平らげる」
kill + 食べ物/飲み物で「食べ物/飲み物を平らげる」という意味で使うことができます。
この場合の kill にはただの完食ではなく、「一気飲みした」「ありえないほど食べた」というニュアンスがあります。
He killed a beer only 3 second.
(彼はビールをたった3秒で一気飲みした。)
kill + O(目的語)「を止める」
kill + O(目的語)で「を止める、消す」という意味で使うことができます。
It doesn’t work. We should kill this computer.
(動かないよ。コンピュータを止めるべきだ。)Before leaving this room, please kill the lights.
(この部屋を出る前に電気を消してくださいね。)
まとめ
いかがだったでしょうか?
意外にも “kill” は幅広く日常会話で使われます。
今回は5つの”kill”の使い方について紹介しました。
〇〇〇 is killing me.「〇〇〇のせいで苦しい、痛い」
be動詞 + killing it!「最高、調子がいい、すごくいい」
kill time.「時間をつぶす」
kill + 食べ物/飲み物 「食べ物/飲み物を平らげる」
kill + O(目的語)「を止める」
ただ少しカジュアルな表現なため、友人や同僚、近しい人に使うのがいいでしょう。
ぜひ覚えてみてください!