こんにちは、Takuです!
みなさんは Top banana という表現を耳にしたことはありませんか。
直訳すると「1番上のバナナ」という意味となりますが、実際は別の意味として使われます。
今回は Top banana の意味と使い方について紹介します。
Top banana の意味
Top banana は「偉い人」「重要人物」という意味です。
この表現は、1950年代にアメリカのコメディアンたちが Top banana を “ショーの中で最も注目を集める人物” というニュアンスで使用したことが由来となっています。
元々はミュージカルや演劇舞台、ショーなどの「トップコメディアン」を指す表現でしたが、今ではより幅広く、”あるグループや業界、社会の中で最も優れた立場にある人” を指す表現として使われています。
She’s a top banana in the fashion industry.
(彼女はファッション業界で重要人物です)
似たような表現
Second banana
Second bananaは「(組織やグループで)2番目に重要な人物」「重要な人物の従属の人」という意味になります。
second は top の次に他ならないため、脇役という意味でも使われます。
I’ve been a second banana in this group for so long. I’ve had it.
(このグループでずっと脇役だよ、もううんざりだ)
Top dog
Top dog は「競争の勝者」「偉い人」「重要人物」という意味で、ある人物が組織などを牽引するリーダー的な存在であることを指すときに用いられる表現です。
社会的に下位であることを”負け犬(Under dog)” のように犬に例えたりしますが、逆に社会的勝者であることを Top dog と言います。
人だけに限らず、会社や組織などにも用いられます。
Google is the top dog among search engines.
(Googleは検索エンジンのトップだ)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は Top banana の意味と使い方について紹介しました。
Top banana は「偉い人」「重要人物」という意味で、あるグループや業界、社会の中で最も優れた立場にある人最も優れた立場にある人を指す際に用いられる表現です。
ネイティブの間で使われている表現には意味を知らないと伝わらない表現が多くあります。
他にもネイティブが使う役立つ表現について紹介しているので、ぜひ読んでみてください!