こんにちは、Takuです!
みなさんは「たぶん」という英語表現を正しく使い分けていますか?
多くの人は「たぶん」の英語表現と聞くと、Maybeがすぐに頭に浮かぶと思います。
しかし、Maybeの多用することは良くないことです。
今回はその理由と、適切にたぶんを使い分けれるようになるためにその他の表現を紹介します。
Maybe を使いすぎてはいけない理由
Maybe はご存知の通り「たぶん」を意味する表現です。
しかし以下のことを知っておく必要があります。
・”Maybe” の確信度はかなり低い。
・そのため使うときは注意が必要。
確信度について
“Maybe” は確信度が50%のときに使われます。
この確信度はというと、Yesを100%、Noを0%としたときにその返事がどれだけyesに近いか、noに近いかを表した数値だといえます。
つまり”Maybe” は確信度が50%なのでどっちか全くわからないという意味を含んだ「たぶん」という表現になります。
“Maybe”を使うときは注意が必要!
これは海外でワーキングホリデーをしている僕の友人から聞いた話です。
僕の友人はレストランで受付として働いていました。
ある日お客さんに「今夜19:00に僕の予約入ってる?」と確認されました。
そのとき僕の友人は少し確認した後、お客さんに対して”Maybe”と答えたのです。
それに対してお客さんは怒ってしまいました。
なぜお客さんは怒ってしまったのでしょう。
それはお客さんはyesかnoのはっきりした答えが欲しくて聞いているのに、
それに対してどっちか全くわからないという誠実さに欠ける回答をしたからです。
友人は「『たぶん大丈夫です。』ということを伝えたかったのに。」と言っていました。
yes, no はっきりした答えが欲しい場合に “maybe” を使うのは良くないことのようですね!
その他の表現 – Probably, perhaps, possibly
“Maybe” と同様に「たぶん」を意味する表現として Probably, perhaps, possibly などの表現があります。しかしそれぞれ確信度が異なります。
・Probably 80~90%
・perhaps 30~40%
・possibly 10~30%
図にするとこんな感じです!
それぞれの確信度の違いについて述べました。
次は例文でどのように違うのか見てみましょう。
例文:
Will you come to the party next Sunday ?
(来週の日曜日パーティーに来ますか?)
– Probably.
(たぶん。) ほぼ確実で行くかも。
– Maybe.
(たぶん。) 行くかもしれないし行かないかもしれない。全くわからない。
– Perhaps.
(たぶん。) もしかしたら行くかも。
– Possibly.
(たぶん。) 行ける可能性はほぼない。
以上のように同じ「たぶん」を意味する表現でもかなりのニュアンスの違いがあります。
したがって、ネイティブに対して “maybe” を使うときは注意です。
Will you come to the party ? という誘いに対して “Maybe” を使うと、あまり誘いに乗り気ではないという印象を与えかねません。
そのため、場合によっては代わりに “Probably” を使ったほうがいいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「たぶん」=”Maybe” という考えが良くないということが伝わってくれたら嬉しいです。
今回紹介した “Maybe” のように、同じ日本語訳でも違ったニュアンスを持つ表現がたくさんあります。
今後の英語学習でぜひニュアンスの違いについても着目して勉強してみてください!